通信制高校の資料、請求してみました

うちの息子は、中学3年生になっても、やはり学校の集団生活には戻れそうにありません。
夏頃には、本格的に志望校を決める時期になりますが、中学での勉強が足りないため、一般の受験は無理でしょうし、そもそも全日制高校で再び集団生活をするのが難しいかもしれません。

息子本人の考え

息子自身の意志は,現在のところ、こんな感じです。

・どうしても学校へ行きたくない。
・そもそも、集団生活である「教室」に居るのが苦痛。
・だから、不登校という選択肢をとっているけれども、将来ニートになりたくない。
・将来のことが不安だが、正直どうしたらいいか分からない。

息子自身は、勉強や進学といった、心のプレッシャーのかかることに向き合う「心の体力」がまた、ありません。

そこで、親が様々なメニューをいつでも提示できるよう事前にリサーチするという意味で、また、早めに情報を得ておくことにより私自身が安心感を持てるため、実際に通信制高校の資料請求をしてみました。

資料請求の方法

全日制高校でなく、近くの通信制高校・・・といっても、まったく分かりません。近くにどんな学校が、どこに位置しているのかまったく見当もつきません。

そこで、一括で資料請求できる下記のページから取り寄せてみました。

👇
ズバット通信制高校比較
いろんな通信制高校を一括で資料請求して比較できる!

自分の住んでいる「都道府県」を入力すると、たくさんの学校がズラッと出てきます。
学校名、学校の場所、それから簡潔な特色などが書かれていて分かりやすいです。

「こんなに沢山の学校があるんだ!」と思いましたが、よく見ると通えるエリアの学校は、残念ながら限られてきます。(1時間半以上かかる!)

そこで、今度はリストの中から、実際に子どもが通えそうな範囲の高校を候補に挙げ、いくつかを選択して資料請求をお願いしました。

数日で資料が送られてきた

資料請求した翌々日には、1校目の資料がさっそく送られてきました。
また、その翌日にも、別の1校からの資料が届きました。
正直、こんなに早く届くとは思っていませんでした。

《送られてきた資料》

いずれの学校も、カラーで見やすい、立派な資料でした。
「うちの学校のことを知ってもらいたい」という感じが伝わってきました。

そのうち「学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校」と「KTCおおぞら高等学院」のパンフレットについてご紹介します。

学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校

学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校は、2016年に「ネットの高校」として設立されました。角川書店とIT企業の(株)ドワンゴが経営する学校です。関東地方をはじめ主な大都市にキャンパスを置いています。

2019年4月からは中等部を開校、母体企業の強みを生かして積極的に教育のプログラムを展開しています。フィギュアスケートの紀平梨花選手も、遠征の合間にN高等学校の通信制で学んでいるそうです。

N高等学校は全部で4冊の資料が入っていました。

 資料として入っていたもの

・ネットコースガイド
・通学コースガイド
・Vantan×N高等学校 提携通学コースガイド
・募集要項

スマホやパソコン、タブレットでの学習できるそうです。
ビックリしたのは「ネット部活」や「ネット遠足」があるそうです。

ネットコースも充実していますが、通学コースを選ぶと週1・3・5日と通学日が選べるようです。高校卒業資格のための学習に加え、プログラミング、進学コース、ゲームにアニメ、ファッションにデザイン・・・とにかく学生がどれかに興味を覚えそうなメニューが充実しています。

オン・デマンドのような、子ども自身が選べるプログラムを提供することにより、学ぶ意欲や友人との交流が生まれるかもしれないな~と思いました。今まで「学校が楽しくなかった」と思っていた子ども達が興味を覚え、外の世界へ目を向けるような仕掛けになっているようです。

N高等学校の学費について

いたれりつくせりのプログラムが準備されて魅力的なのですが、やはり気になるのが学費です。パンフレットの中に、詳しい学費が記されていました。

ネットコースの場合(=通信制高校)
・入学金・・・10,000円
・授業料・・・1単位あたり 7,200円 (必要74単位の場合、532,800円)
・施設整備費・・・1年あたり 50,000円 (3年間の場合、150,000円)
・教育関連諸費・・・1年あたり 13,000円 (3年間で 39,000円)

3年間でかかる費用の合計(上記の合計)・・・731,800円

※ただし、通信制高校の「授業料」に関しては就学支援金の対象となるため、世帯年収に応じて申請により償還払い(後払い)の形で支援金が振込みされます。
(ただし、在学4年以上は対象外)

通学コースの場合(=サポート校)

ネットコースの学費合計に加え、通学コースの入学費・授業料・施設整備費がかかります。
なぜならば、

①ネットコース=「通信制高校」

②通学コース=「サポート校」

という位置づけ
となるからです。

少し分かりにくいですが、この場合、同じ法人で通信制高校とサポート校を経営しているため、ひとつの高校のようですが、通学コースはあくまでオプション、学習をサポートするための「サポート校」(いわゆる学習塾)なのです。

また、通う日数により、授業料が異なります。
パンフレットによると、各コースの合計は以下のとおりです。

・週5日コース・・・1年で 899,240円
・週3日コース・・・1年で 687,560円
・週1日コース・・・1年で 469,400円

これが「サポート校」としての費用となります。
また、通学コースの費用に関しては、高等学校就学支援金の対象となりません。

やはり、公立に比べ、私立は学費の高いのがデメリットかもしれません。

KTCおおぞら高等学院

KTCおおぞら高等学院は、2002年に設立されました。以前は「KTC中央高等学院」という名称でしたが、2018年に現名称へ変更になりました。多くの専門学校等を経営する三幸学園グループが経営母体となっています。

キャンパスは全国各地、またカナダにもあります。鹿児島県屋久島町にある、私立の通信制高等学校「屋久島おおぞら高等学校」の指定サポート校です。


つまり、「屋久島おおぞら高等学校」(通信制高校)へ入学すると同時に「KTCおおぞら高等学院」(サポート校)へ同時入学するという仕組み
のようです。

また、スクーリングは通信制高校のある屋久島にて合宿で行われるようです。

資料として入っていたもの

・KTCおおぞら高等学院 学院案内
・屋久島おおぞら高等学校 学校案内
・通信制高校とサポート校で学ぶ大切なしくみ
・KTCおおぞら高等学院の学科・コース案内

学習のほか、「みらい学科」として、5つのコースがあるようです。

・子ども・福祉
・プログラミング
・ビジネスマナー
・マンガイラスト
・ネイル

その他、「アドバンス学科」(大学進学コース)、「スタンダード学科」(大学・専門校もしくは就職)があり、こちらも様々なプログラムを提供することにより、子どもに将来を考えるきっかけを作っていることがわかります。

また、海外留学コースもあり、興味のある人は選択の幅が広がるかもしれません。
卒業後の進路については、指定推薦枠をはじめ、国公立大学、私立大学、短期大学などに進学実績があるようです。

KTCおおぞら高等学院・屋久島おおぞら高等学校の学費について

パンフレットを隅々まで探しましたが、残念ながら学費に関してはまったく記載がありませんでした。ですから、学費に関しては学校へ直接、尋ねるしかなさそうです。

※補足ですが、資料請求したあと、KTCから何度も電話がかかってきました。
まだ本格的に見学をするつもりが無かったせいもあり「勧誘が強い学校だな」という印象を受けました。

まとめ

資料を実際に見て、それぞれの学校・サポート校とも、いかに勉強しやすい環境を提供するか、ということについて工夫を凝らしていることが分かりました。

いまはインターネットがありますし、連絡手段としてSNSもあります。それらを駆使して、自宅学習でも生徒とのコミュニケーションを取り、学習や生活あるいはメンタル面のサポートに取り組んでいるようです。

ただ、文章や写真など、パンフレットから受ける印象は、たった2校であっても全く違うものでした。実際に学校見学に出かけたら、もっと色んなことを感じることでしょう。

自分が通えそうな雰囲気なのか、先生のカラーはどうなのか、学習形態は自分に合っているか、そもそも通学できる(スクーリングに行ける)距離なのか、様々なポイントを確認することが大切だと思いました。

資料請求は無料ですから、興味のある学校・サポート校があれば、ぜひ資料を取り寄せて情報を得ることをお勧めします。資料をみて興味が持てそうな学校であれば、次は学校見学会へ実際に足を運んでみることをお勧めします。

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