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全国にある、公立の通信制高校
全国にある、公立(都道府県立の)通信制高校をまとめました。
全ての学校にホームページ・アドレスが存在しますので、検索してみてください。
公立高校は他県から入学できない
公立の通信制高校は、広域制を取り入れている私立と違い、自分の住んでいる都道府県に設置されている高校しか受験できません。
また、通信制高校はすべての都道府県に設置されていますが、同じ県内でも遠方にある場合があるかもしれません。しかし、スクーリングの日程等をみて、それほど負担でなければ大丈夫かと思います。
公立高校のメリット・・・私立に比べて学費が安い
公立と私立では、学費に大きな差があります。
公立の学費は、教科書等の費用も含めて3年間で約3万円です。私立ですと、学校により差が出てくることもありますが、3年間で40万円~300万円程度の費用がかかります。
もちろん、全日制と同じく就学支援金の制度が適用され、費用は軽減されます。
公立は地方公共団体(都道府県)が直接運営しているため、全日制でも通信制高校でも、施設費や人件費などは、全て税金でまかなわれます。費用としてかかるのは、年間約3万円です。
公立の通信制高校(東京都の場合)
1年次にかかる費用合計:約1万円
《内訳》
・入学考査料 : 950円
・入学料 : 500円
・通信教育受講料 : 1単位につき336円、
1年に25単位取得する場合、336×25=8,400円
※全74単位を3年かけて取得。3年間合計で336×74=24,864円
・レポート等郵送費 : 100gまで15円
(通信教育のための郵便物は第四種郵便に該当するため)
・日本スポーツ振興センター共済掛金 : 165 円(年額)
・実習教材費 : 科目により異なる(実費)〈平成31年度東京都立高等学校定時制課程通信制課程入学案内より〉
公立高校のデメリット
公立高校は他県から入学できない
公立の通信制高校は、私立と違い、自分の住んでいる都道府県に設置されている高校しか受験できません。
また、通信制高校はすべての都道府県に設置されていますが、同じ県内でも遠方にある場合があるかもしれません。しかし、スクーリングの日程等をみて、それほど負担でなければ大丈夫かと思います。
学力について
最近は公立高校でもサポートが手厚いところも出てきていますが、基本的には自学自習、自己責任、自己管理で卒業を目指します。
入学当初に中学卒業程度の学力があり、自発的に勉強に取り組める姿勢が一層求められます。サポート体制が私立に比べて少ない分、卒業すること自体が難しい場合もあるでしょう。
もちろん、学費も大きなポイントですが、学校のカリキュラムや支援体制をよく見極めて、自分に合っている学校かどうかも、大切なポイントと言えます。
みなさんが自分に合った、よい学校に出会えますように。
なお、主な都道府県の入学時期については、下記の記事をご覧ください。